以前の記事でも述べましたが、私は今の日本が世界一素晴らしい国だとは思っていません。(良い国だとは思います。)今の日本を見る限り、将来性も感じられないため、海外移住を選択肢に入れています。
移住先候補:スペイン
スペインという国との出会いはサッカーです。2008〜2012年までのスペインサッカー黄金期に魅了されたサッカーファンは私だけではないはず。そのメンバーの中心選手の一人、イニエスタをヴィッセル神戸で長らく近くで楽しむことができたのは、日本サッカーの財産の一つですよね。関西に住んでいた時は、ヴィッセル神戸のホーム戦に毎回通っており、今では気付けばヴィッセル神戸サポーターです。
実際にスペイン・バルセロナへ行ってみた

2024年夏、円安ユーロ高の中、遂に初スペイン・バルセロナへ行ってきました。学生時代からなんとなく気になっていたスペイン。この旅が自分の人生の夢を見つけるきっかけになりました。観光地のサグラダファミリア、カサ・ミラ、グエル公園、2025年3月の段階でもいまだに完成しないカンプノウ(笑)。これらの場所も当然美しくて楽しかったのですが、私が一番驚いたのはスペインという国としての魅力です。私が魅了されたポイントは以下の通りです。
- 人が生き生きしている
- 皆自分を持っている
- ご飯が美味しい
- 無意識にありがとうと言う文化
- みんなお話し好き
- 人間らしい生活を重要視している
人が生き生きしている
オーバーツーリズムが問題となっているバルセロナ。日本も同様に京都などでオーバーツーリズムが問題となっており、県民の方が疲弊しているとニュースで見聞きします。しかし、私がバルセロナで実際に目の当たりにしたのは、人が本当に生き生きしているということ。なんというか日本と違い、何かのプレッシャーに追われていない、皆心の余裕を保てている印象でした。店員さんの対応も気持ちが良く個人的にはスペインのフラットで自由な接客は好きです。
とあるバルで支払いにバルセロナデザインの楽天カードを出したところ、定員から「実は僕マドリディスタ(レアル・マドリーファン)なんだよね・・・」と苦笑いされました。日本でいう東京にも阪神ファンがたくさんいるように、バルセロナでもそーなんだと面白かった瞬間でした。
皆自分を持っている
バルセロナでは皆が自分世界観を持っており、いい意味で周りの目を気にして生きていないと感じました。日本では考えられないような光景が海外ではたくさん見られます。例えば、観光地や歴史建造物で寝転んでだらけていたり、上半身裸でランニングしたり。
「自分はここでこうしたい。誰も自分の世界に入ってくんじゃねえ。」
そう聞こえてくるようでした。
ご飯が美味しい

スペイン料理は、日本と同様、米や海鮮系が多く使われています。現地で本場のパエリアや生ハムをいただきましたが、とにかく美味い。いつかバレンシアでカタツムリを使った本場のパエリアや美食の街と言われるサンセバスチャンにも行ってみたいです。もちろん日本人なので日本食が世界一美味いと思っています。ただスペイン料理も世界のトップ3に入ってくると個人的に思っており、もはや食を理由に日本にとどまる必要はないな、と思いましたw
無意識にありがとうと言う文化
皆さんは普段日常でどれくらい「ありがとう」って言いますか?街中や知らない人に親切にされた時、「ありがとう」って、果たして言えている日本人はどれくらいいるでしょうか?個人の体感では、ほぼ全員無言で軽く会釈をする程度だと思います。スペインでは、エスカレータをどちらか先に行くか重なった瞬間に「先どうぞ」と伝えると、若い女性の方に「Gracias (ありがとう)」と言われました。おそらくあの感謝は無意識に、日常的に言っているんだと思います。
日本では知らない人同士では、お互いに壁を作りある種、深追いしないような風習があるように思えます。それによって「ありがとう」と言う言葉が非常に軽々しく言えない、思いフレーズになっているように感じます。無意識の「ありがとう」見習いたいです。
みんなお話し好き
噂通りスペイン人はみんなお話し好きです。少し話をしただけで勝手に話題を拡げてくれます。ホテルのチェックインで日本人だと分かると「日本人か!2月日本行ったんだよ!最高だったね!」と聞いてもいないのに盛り上げてくれます。対して、日本の接客はというとどうしてもお客様>定員という構図は残っており、店員さんも丁寧な言葉遣いではあるものの内心イライラしてんだろうな、と同じ日本人なのでわかってしまうときがあります。もっとフランクな接客の方が個人的には好きですね。
人間らしい生活を重要視している
これまで述べたことと重複しますが、海外では、特にスペイン人は本当に人間らしい生活ができていて羨ましいと感じます。役所の手続きなどOfficialな仕事全般が遅いのは結構生活していて困ると言うのは有名ですが、なぜか許せちゃいそうです笑。「大体これくらいでいいやー」「そんなもんだよね」とお互いに期待せず、許し合う文化は素敵だと思います。クレーム大国日本では絶対に許されないですよね。収入面では日本の方がはるかに稼げますし、失業率も30%を超えると言われるスペインですが、実際のところ、元から長く同じ会社で勤めるスペイン人は少ないと聞きます。一定期間雇用されて働き、契約終了後はバカンスで休む。家族の時間もたくさん取れて羨ましいです。
スペイン語教室へ通うことを決意
以上の理由から私はスペインに住みたいという夢ができました。就労ビザなどかなり難易度の高い課題が山積みですが、まずは言語を覚えないと、と言うことでスペイン語教室に通うことにしました。1年間の初級者プランで金額は約25万円です。外国語教室って結構高いんだなと大人になって初めて知りました笑。今後の記事では、自分の復習も兼ねて、スペイン語に関するブログも書いていきたいと思います。せっかくなのでスペイン語の先生にも質問しまくることによって、痒いところに他が届くスペイン語勉強コンテンツを目指したいと思います!
Nos vemos,Chao!
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