スペイン語のbe動詞はSER動詞と言う
中学英語で最初に学ぶ文法は、主語+be動詞
be動詞とは、am、are、is など主語の状態を表すものです。
例えば、
I am hungry.(=私は腹が減っている。)
I = hungryを繋げているamがbe動詞です。
このbe動詞を、スペイン語では、SER動詞 といいます。
SER動詞の種類
- soy(ソイ)
- eres(エレス)
- es(エス)
- somos(ソモス)
- sois(ソイス)
- son(ソン)
スペイン語では、主語によってSER動詞(be動詞)を使い分ける
主語の種類は以下の通りです。
単数の主語
- Yo(ジョ):私は(=I)
- Tú(トゥ):君は(=You)
- El (エル):彼は(=He)
- Ella (エジャ):彼女は(=She)
- Usted(ウステッ):貴方は(丁寧なYou)
複数の主語
- Nosotros/Nosotras(ノソトロス/ノソトラス):私たちは(=We)
- Vosotros/Vosotras(ボソトロス/ボソトラス):君たちは(=You guys)
- Ellos(エジョス):彼らは(=They)
- Ellas(エジャス):彼女らは(=They)
- Ustedes(ウステデス):貴方は(=丁寧なYou guys)
*Nosotros/Vosotrosは、それぞれ、主語/対象が男性の時に使います。
*Nosotras/Vosotrasは、それぞれ、主語/対象が女性の時に使います。
*UstedとUstedesはそれぞれ、Ud./Uds. と省略表記できます。
主語とSER動詞の使い方の組み合わせ
- Yo soy
- Tú eres
- El/Ella/Usted es
- Nosotros/Nosotras somos
- Vosotros/Vosotras sois
- Ellos/Ellas/Ustedes son
こちらの組み合わせになります。これは覚えるしかありません。
I am Taro Yamada.(私は山田太郎です。)
この英語をスペイン語で言うときは、このような言い方になります。
Yo soy Taro Yamada.(ジョ ソイ タローヤマダ)
スペイン語では主語を省略して話す
スペイン語では主語によってそれぞれSER動詞があって、覚えるのが大変です。
ですが、英語と違って便利な点があります。主語を省略して話してOKなのです。
例えば、
①Yo soy Taro Yamada.
②Soy Taro Yamada.
②では、「私は」を意味する “Yo” を省略した文章ですが、①と②は全く同じ意味です。
現在スペイン語教室に通っている私ですが、ネイティブスペイン語スピーカーの先生に質問したところ、
・主語を省略する頻度、感覚は、日本語とそんなに変わらないと思う
・主語を省略したからといって、失礼に値するとか全く無い
・むしろ、”Yo” をつけることによって、「私こそは・・・である!」みたいなニュアンスになる
上記の回答をもらいました。
普段、日本語を話していても、「僕は」「俺は」「私は」って意外とそこまで使わないですよね?
先生の言う通り、日本語に近い感覚で主語を省略して話していこうと思います。
ちなみに当然話している相手もバンバン主語を省略して話をするので、SER動詞によって、主語を見極める必要があります。主語とSER動詞の組み合わせ、必ず覚えましょう。
最後に簡単な自己紹介をしよう!
今まで習ったことを活かして、最後に自己紹介を覚えましょう。
例文を紹介します。
<スペイン語の簡単な自己紹介>
Hola! (オラ)
Yo soy Taro Yamada.(ジョ ソイ タローヤマダ)
Soy de Japón.(ソイ デ ハポン)
Mucho gusto!(ムーチョグスト)
<日本語訳>
やあ!
私は山田太郎です。
日本出身です。
はじめまして!
こんな感じです。
I’m from Japan.「私は日本出身です。」はスペイン語では、
Yo soy de Japón. といいます。
SER動詞+de+国名で、「〜出身です。」と表現できます。
Nice to meet you.「はじめまして。」はスペイン語では、
Mucho gusto.といいます。
Encantado(男性の言い方)/Encantada(女性の言い方)と言ってもOKです。
こちらもネイティブスピーカーの先生に質問したところ、マジでどっちでもいいみたいです。
基本的に、相手がMucho gusto.と言ってきたら、こちらもMucho gusto.って返せばいいし、
Encantadoと言ってきたら、Encantadoと返せばOKとのことです。
Thank you for reading!
Gracias!
Nos Vemos, Chao!
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